元小結・時天空、真垣親方の訃報が届いた。
まだ37歳。
一昨年(2015年11月)、怪我により休場となり、その後、悪性リンパ腫の闘病中と発表されて土俵への復帰を目指していたけれど、治療に専念するためにやむなく現役を引退し、真垣親方となったのが去年の8月。
すでに髷を落とした姿での涙の引退会見は記憶に新しい。
その後、9月の秋場所では親方として警備の仕事に当たる姿が見受けられ、元気そうな様子だった。
だから、治療の経過は順調なのだろうと、喜んでいたのだけど…
稀勢の里の横綱昇進に喜んだ直後に、こんな知らせを受け取ることになろうとは!
時天空といえば、突如繰り出す得意の足技がまず思い出されます。
たまたま応援している力士との取り組みで、その足技を出されて白星をさらわれることもしばしばで、そんな時は時天空をちょっと憎らしく思ったりもしたものでした。
それから、以前は時天空と旭秀鵬の見分けが付かなかったり、時天空、旭秀鵬、旭天鵬の名前がごっちゃになっていた時期があったので(みんなモンゴル出身だから雰囲気がどこか似ているし)、ピヨの山にとっては印象深い力士の一人。
時天空(画像はウィキペディアより)
旭秀鵬(画像はウィキペディアより)
何ともやりきれない気持ちでいっぱいです。
それはご本人がいちばん感じていることでしょうけれど。
今は、病の辛さから解き放たれてほっとされているでしょうか。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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