新コロナウイルスの感染防止のため、大相撲の三月大阪春場所は無観客での開催になってしまいました。
中止にならなかっただけ良かったのか、中止にして力士たちが少し休んだり身体のケアが出来たりした方が良かったのか?
色々と思いが巡ってちょっと複雑な気分です。
と言いつつも、毎日相撲の中継を見て楽しんでいますが。
とにかく開催されたので、番付表はいつも通り販売されています。
ピヨの山はごくたまにしか番付表を買わないのですが、今回は開催されると決定して早々に買いに行きました!
なぜかというと、今回は珍しい番付が載っているからです。
西の横綱、鶴竜の番付にご注目。
「横綱大関」となっています。その隣には、大関の次の地位、関脇がいます。
通常の表示は、こんな感じ。
横綱の隣に、大関の名前が並んでいます。
先場所(一月初場所)、大関の豪栄道が引退したので、現役の大関が貴景勝ただ一人となってしまいました。
昔、大相撲の最高位が大関だったことの名残で、東西の番付にはそれぞれ必ず大関がいなくてはならない、という決まりがあるそうです。
それで、今場所のように一人しか大関がいない場合は、大関がいない(西)側の横綱が大関の地位も兼ねる事になっているのでこのような表示になるそうです。
ちなみに、横綱が土俵入りの時に締めている白い綱。あの綱の名前を『横綱』といいます。
横綱の地位は後から設けられたもので、その呼び名はこの『横綱』から来ているそうです。
ところで、ピヨの山が番付表を買いに行くのは、東京の両国国技館にある、日本相撲協会の事務所です。
国技館で催し物がある場合は、そのチケットが無いと入れませんが、何もやっていない時は無料で敷地内に入れるので(国技館の中には入れません)その時に行っています。
事務所の手前に『番付→』と案内が出ていて、右手のドアから入って買うことができます。
1枚55円です。今回、ピヨの山より先に来ていた人は、まとめ買いをされていました。
番付表はそのままペラッと渡されますが、輪ゴムが用意してあるので、丸めて持ち帰れます。
この日はあいにくの雨降りだったのですが、なんと、濡れないようにとビニール袋も渡して下さいました!
有難い心遣いです。
ピヨの山は、番付表を滅多に買いに行かないくせに、持ち帰り用の袋はしっかり用意してあります。
だって、途中で折れたりしてしわくちゃになっちゃったら悲しいでしょ?
この、ワインボトルを入れる紙袋が、ちょうどサイズがピッタリなんです!
(紙袋の口からチラッと、ビニール袋に入れた番付表がのぞいているのが分かりますか?)
今まではレジ袋で覆って紙袋に入れていましたが、今回頂いたビニール袋を次回からレジ袋の代わりに再利用することにします。
事務所のカウンターにはチラシや国技館の案内図なども置いてあるので、いくつか頂いてきました。
安美錦関の引退相撲のチラシ
嘉風関の引退相撲のチラシ
国技館の玄関前には、安美錦関のサイン入りで引退相撲のポスターが掲示されていました。
事務所のすぐ脇に「相撲博物館」があって、こちらも無料で入場できるのですが、新型コロナウイルスの影響でお休みでした。
相撲にまつわる資料や貴重な品々が展示されているので、国技館に来たときは必ず立ち寄る場所のひとつなのですが、残念です。
相撲博物館の詳細はこちらから(日本相撲協会のHPが開きます)
でも! もうひとつのお楽しみ、売店は開いていました。
売店は国技館の左脇にあります。
応援グッズにTシャツ、文房具、書籍、お菓子等々、なかなかの品ぞろえです。
本場所中に国技館内の売店で販売している時より種類は幾分少ないのですが、それでもチェックは欠かせません。
売店の営業日はこちらで確認できます(日本相撲協会のHPが開きます)
そして今回、ピヨの山が思わず買ってしまったものは・・・
隆の勝関の応援タオルです!
実を言うと、隆の勝関が『舛ノ勝』の四股名だった頃から密かに応援していました。
幕下から十両に上がって関取となり、幕内に上がり、怪我で十両に下がり、再度入幕して今は東前頭九枚目まで番付を上げてきました。
そして今場所は、優勝争いにも絡もうかという好成績で来ています(今日は黒星でしたが)。
本場所を見に行った時には、この応援タオルを掲げて思い切り応援しようと思っています!
隆の勝関のプロフィールはこちら!(日本相撲協会のHPが開きます)
さて、相撲博物館がお休みだったので、それなら江戸東京博物館でも覗いていこうかな、と思い立ちました。
江戸東京博物館は、国技館のすぐ裏手にあります。
江戸東京博物館に向かう、国技館脇の道に案内が掲示されているので、それを見たら…
こちらもお休みになっていました。残念…。
取り敢えず、最大のお目当てだった番付表が手に入ったので良しとしよう、と自分に言い聞かせて帰路に着きました。
五月の夏場所、観に行けるといいなぁ。
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