友人が『一度、ちゃんこ鍋を食べてみたいんだー。まだ暑いけど!』と言うので、両国へちゃんこを食べに行ってきました。
ちょうど、秋場所初日の前日だったので、両国国技館では神様を土俵にお迎えする『土俵祭(まつり)』という行事が行われていたのですが、宵っ張りの朝寝坊なピヨの山は間に合うように行くことができず…。
●土俵祭(どひょうまつり)について
<土俵祭>土俵祭は、五穀豊穣と15日間の土俵の安全を祈願するものです。勝ち栗、昆布、するめ、洗米、塩、かやの実を半紙でくるみ、水引で結んだ鎮めものを土俵中央に埋め、御神酒を注ぎます。
…ということだそうです。
実は、土俵祭は誰でも見学できるんですよ。
しかも、無料です!
本場所では高くてなかなか手が出ないマス席(ひとマス4万円前後/4名まで座れます)ですが、こういう時は自由に座れるので、お相撲観戦の気分をちょっと味わうこともできちゃうんです。
それに、親方衆はもちろん、三役以上(小結、関脇、大関、横綱)の力士たちも出席します。
確か、朝10時くらいから始まるので、その前に国技館前で並ばないといけないのですが、一見の価値有り、です!
ピヨの山も一度は生で土俵祭を見てみたいので、初場所の時は頑張って行ってみようかなぁ。
★まずは相撲博物館へ
友人との約束は夕方だったので、その前に国技館にある相撲博物館を覗いてきました!
相撲博物館も、本場所中はお相撲の入場券がないと入れませんが、それ以外の時は無料です。
相撲博物館の詳細はこちらをどうぞ。
相撲博物館の沿革・概要(日本相撲協会 公式HP)
(注:両国国技館のすぐ隣に江戸東京博物館がありますが、相撲博物館とは別物です!)
国技館の一角にある展示室はこぢんまりとした空間ですが、相撲にまつわる様々な展示が行われていて、時期によって内容も変わるのでなかなか面白いのです。
館内は撮影禁止なので、詳細をご紹介できないのが残念ですが、今回は古い化粧まわしや横綱(横綱が土俵入りで腰に巻く、白麻で編んだ太い綱。❝横綱❞という階級の語源だそうです)が展示されていました。
その化粧まわしがすごく地味なのと、横綱が今よりずっと細くて小さいのにびっくり!
横綱は、展示されていたものは重さが2kgくらいとの説明書きがあったと記憶していますが、現在のものは6~7kgほどあると聞いたことがあります。
ですから、大きさが全然違うのも納得ですね!
6~7kgもある横綱だけでも腰に着けたら重そうですが、さらに豪華な刺繍で飾られた化粧まわしも加わると、総重量は15kgくらいなんだそうですよ!
その状態であの土俵入りの所作をするわけですから、つくづく横綱ってすごいなーって感心しちゃいます。
日馬富士のあの深い前傾姿勢なんて、ピヨの山には絶対に真似できません!
コケて顔面負傷ですよ…。
15kgを腰に巻いてこの姿勢から両手を挙げたまま、せり上がっていくなんて凄すぎる!
さらに展示室の事務所で小冊子を購入。
A5判、オールカラー12ページで¥100です!
もともと外国の方向けの英語版があるのですが、日本語版も欲しいという声に応えて作られたそうです。
相撲の歴史や番付表の見方など、お相撲の基礎知識がギュッと詰まっていて、読み応えがあります。
まだまだ知識の浅いピヨの山には、とてもいい教科書になりました!
展示室を出て、通路を挟んだ向かいの事務所で番付表を売っていました。
応援している天ちゃん(天風関)の記念すべき新入幕場所なので、1枚ゲット。
お値段は1枚たったの¥55! 駄菓子並みのびっくり低価格です。
うっかり大人買いできる値段ですから、小冊子と合わせて海外へのお土産にもいいかもしれませんね!
番付表はそのまま渡されますが、輪ゴムが用意されているので折り曲げないように丁寧に丸めて持ち帰りました。
その後、友人と合流していよいよちゃんこ鍋です!
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