★まだまだいる、たくさんの動物たち
傾斜のある道をだいぶ上まで登ってきたけど、まだまだ全部見ていない。
予想以上に歩き疲れた感があるものの、めったに来られない場所だから出来るだけたくさんの動物たちを見て帰りたい。しかし疲れたなー、というのも本音。
でも、あまりのんびりしていると、今度は閉園時間になってしまう。
あともうちょっと、と重くなった足を繰り出しながらやってきました。
猛獣や鳥類のエリアです。
ワピチは、大型の鹿の1種。ここにいる「サチ」は、とってもご長寿のようです。
警戒心が強いのか、遠くからこちらをうかがっていました。
両生類・は虫類舎では、アオダイショウのスカイウォーク(?)がありました。
しばらく観察していると、スカイウォークを行ったり来たりしていて、なかなかに活発な様子。
脱皮した皮もそのまま放置され、何枚も積み重なっていました。
ヘビの皮ってお財布に入れておくとお金が貯まるって言いますよね! ちょっとお裾分けして欲しかったなぁ。
金運を招くお土産と称して売り出せばいいのに、なんて思っちゃいました。
(ヘビが苦手な方は、閲覧注意!)
コノハズク
背景と体の色が似通っていて姿が見えづらいですが、動きが可愛らしくて見ていて飽きないです。でも、顔をEXILEのようにぐるぐる回すのってコミカルで可愛いけど、本当は威嚇しているのでは? と思って調べてみたら、意外なことがわかりました。
フクロウの仲間は、ヒトよりも視野が狭い上に、目玉を動かすことができないのだそうです!
つまり顔を動かさずに目だけを動かして脇をチラ見、ができない。なので、見たい方向を見るためにはいちいち顔を動かさなきゃならない。
それで、しょっちゅう首をぐりぐり動かしていたのですね。
そう言われてみると、フクロウが目玉をキョロキョロさせているところは、見た覚えがない。
アニメだとそういうシーンもありそうだけど。
こっそり様子をうかがう、なんて出来ないのかぁ。
そうと知って改めて見ていると、何だか大変そうだなぁ、ってちょっと同情してしまいます。
アカゲラ と、なぜか雀。雀は金網の隙間かどこから勝手に入り込んだのでしょうか??
大型のワシの仲間も数種いました。遠目からでも体の大きさや迫力が感じられてとても格好良かったのですが、それぞれ木々が茂ったところに目立たないようにじっとしていたのと、雨交じりの曇り空のせいでその姿をきれいにカメラに収めることは出来ませんでした。
残念。
猛獣を始めとする動物たちは暑さにすっかりやる気(?)を無くしていました。
ユキヒョウ
ヒョウ
ライオン
子供をやさしく見守るトラ。
微笑ましい、と凝視していたら
と言わんばかりの視線が飛んできました。
鹿
オオカミ
ホンドギツネ(だったと思う)。
置物ではなく、本物です。やはり暑さに参っているのか、動く気配は全くありませんでした。でも、そこは風が通らなくて却って暑そうな気もするけど…
レッサーパンダは飼育舎と近くの木の間に渡してある吊り橋を行ったり来たり。
吊り橋の高さは地上3~4mくらいでしょうか。なので、間近からよりは少し離れて見上げた方が、首も疲れないしレッサーパンダの様子も良く見えます。
吊り橋の先にある木の上の方の枝まで登ったりするので、そのまま木を伝い降りて外に出ちゃったりしないのかしら?? とちょっと心配になるけど、どうやら脱走の意思はない模様。
お客さんたちが自分に注目しているのを分かっているかのような歩きぶりが何とも憎いです。
ペンギン
飛んでいるように泳ぐ姿はもちろん、体を洗っているのか、わき腹を掻いているような様子もユニークです。
ちょうどもぐもぐタイムだったので、飼育員のお兄さんの解説が聞こえています。よく聞いていると、色々考えさせられます…。
たった1日ではすべてをじっくりとは見られない、旭山動物園。
季節によっても動物たちの様子は違うだろうから、またここに来なくちゃ!
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