★また四横綱の顔が揃わず
9月10日から始まる秋場所を目前にして、鶴竜、稀勢の里に続いて白鵬の休場が発表されました。
出場予定の横綱は、日馬富士ただ一人。
でも、その日馬富士も決して万全のコンディションではないので、場所中にまたどこか傷めてしまわないかが心配です。
三横綱がいない分、大関以下の力士たちに優勝のチャンスが増えたから、そういう意味では面白くなりそうだ、という声も聞こえてきていますが…。
怪我に苦しむ力士が増え、無理をして出場したものの良い取組が出来ずに不本意な成績で場所を終わる、という姿を見ることが当たり前のような状態になってしまっています。
これはピヨの山の個人的な感想ですが、本場所が年間6回というのは多すぎるのではないかと思うのです。
相撲を取るのが本場所だけならいいかもしれませんが、その合間に地方巡業で全国各地を回ってもいます。
その地方巡業のスケジュールを見ると、けっこうタイトなんですよね。
移動するのって、思った以上に疲れますし。
現状のままでは、力士たちがきちんと身体のケアをしたり、鍛えたりする時間がほとんど無いような印象です。
今は相撲人気が復活して沸騰している状況なので、より多くのファンに目の前で相撲を見てもらえるようにと頑張るのはわかるのですが…それが裏目に出て結局は本末転倒になってしまっている気がします。
大きな声では言えませんが、ブラック企業もびっくりなハードワークじゃないかと…。
力士たちが怪我が治らないまま土俵に上がり続けて、不本意な結果ばかり残す姿を見続けるのは相撲ファンのひとりとしてとても心配だし、残念だし、悲しいのです。
何より相撲を取っている本人たちがいちばん、色々な面で辛いのではないかと思います。
だから、年間六場所のうち3回行われる東京場所を1回にして、年間四場所にしたらどうかな? なんて思っているのですが…。
と言いながら、ピヨの山が本場所を見に行くとしたら東京場所なので、気持ちは複雑です。もし東京開催が年1回になったら、ただでさえ人気で取れない本場所のチケットがさらに取りづらくなってしまいますから。
それでも、本場所が減った結果テレビ中継でしか観戦できなくなったとしても、力士たちの状態にハラハラしながら取組を見るよりはずっといいと思います。
せっかく四横綱になって、若手も頼もしい力士が増えてきたので、心置きなく相撲を取って欲しいのです…。
そうは言っても、大人の事情で簡単には行かないことは、わかっていますけどね。
ピヨの山も一応、大人ですから!
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